2012年10月30日火曜日

H241027 第12回東北OM勉強会 in ひろさき

平成24年10月27日に青森県の弘前市立観光館で開催された「東北まちづくりオフサイトミーティング 第12回勉強会 in ひろさき」に複数のめぐみネットメンバーが参加しました。

東北まちづくりオフサイトミーティングは、東北でのまちづくり・人づくりを目指し、自治体や民間企業の職員・学生など様々な立場の人が交流する組織で、現在600名を超える会員がいます。
今回の勉強会の出席者は約80名。
基調講演約束が生み出す、まちのダイナミズム」の演者は青森県弘前市長の葛西憲之さん。

葛西市長は冒頭、勉強会プログラムにめぐみネットの活動報告があることに触れ、「私は昔からめぐみネットと交流がある※」と切り出し、講演をはじめました。
※葛西市長が講演した平成17年度 第9回定例会の様子はこちら

「約束」について、昨年マニフェスト大賞を受賞した内容を説明しました。
県職員時代の経験等から一環して聴く姿勢を重視していること、市長選で町内会や若者と対話を重ね、その内容を書き留めてマニフェストを作成したこと、市長就任以降も、車座ミーティング等で市民から直に聴いた意見を計画に反映させていることを紹介しました。
特徴的なのは部長16人の「部長実行宣言」。顔写真入りの文書で市民に業務遂行を約束しています。

その後、一般財団法人白神山地財団理事長の渋谷拓弥さんの事例発表、続いて北東北めぐみネットワークの滝本法明が事例発表を行いました。
めぐみネットに関する発表内容は、発足の経緯と定例会、被災地支援活動です(資料)。

その後、2会場に分かれて、「市民主権システムの実現」と「観光振興」をテーマに、弘前市のマニフェストを実現するための具体的な施策、事業についてワークショップを行い、閉会しました。
今後もこのように軌を同じくするグループと重なり合って活動を展開したいと思います。

(次回、12月に岩手県で定例会を開催予定です。)

2012年7月18日水曜日

H240708 鰐come(わにかむ)の公開朝礼


JR大鰐温泉駅前にある大鰐町地域交流センター鰐come(わにかむ)は、温泉、レストラン、お土産屋、公民館としての役割を担う地域交流センターです。 

その鰐comeは365日「公開」朝礼を行っています。
平成24年7月8日、第20回定例会の講師 相馬康穫さん(鰐come指定管理者プロジェクトおおわに事業協同組合の副理事長)のお誘いで北東北めぐみネットワークメンバーの一部が公開朝礼に参加しました。



朝礼メニューは次の3つ
1 あいさつ
2 報告
3 ハイタッチ

最初の「あいさつ」は、早番スタッフ全7人が大きな声で「おはようございます」「こんにちは」「ありがとうございます」と、リードに続いてあいさつを復唱をします。
次に各人が次の内容を発言します。
・昨日までの目標と実績
・良かった点、悪かった点
・今日の目標
最後に朝礼出席者全員でハイタッチして、開店しました。
(私たちもハイタッチに参加させていただきました。)
目標と実績(進捗状況)共有化と仲間意識の醸成を兼ねた有意義な朝礼でした。

鰐comeの温泉は観光客だけでなく、地元の方々にも人気で、開店と同時に入浴客が訪れました。


追記
私の職場でも7月18日からcomeを真似て「おはようございます」「こんにちは」「ありがとうございます」の復唱をはじめました。(秋田・滝本)

2012年7月9日月曜日

H240707 第20回定例会 大鰐ラウンド

第20回北東北めぐみネットワーク定例会を開催しました。

■ 開催日 平成24年7月7日(土)~8日(日)
■ 時間・場所
○勉強会 14:00~
大鰐町地域交流センター 鰐come(わにかむ)
青森県南津軽郡大鰐町大鰐字川辺11-11
○懇親会 18:00~
不二やホテル
青森県南津軽郡大鰐町蔵館字川原田63

■■概要■■

■ 勉強会
【あいさつ】 佐々木幸弘 会長
北東北めぐみネットワークのつながりを継続することで北東北の福祉の向上に役立てたい。

【問題提起】青森県幹事 中川 博行
自らの震災対応を振り返り、よりよい活動をするためにどう考えるべきか、問題を提起した。

【講演】東日本大震災における岩手県の対応と教訓
講師 岩手県総務部総合防災室元防災危機管理監 越野 修三 氏
東日本大震災における岩手県対応の教訓・反省、自治体に求められる危機管理や、組織におけるリーダーシップ等をお話しいただきました。

自治体職員は危機対応の意志決定においても「予算の裏付け」「法的根拠」に縛られる。それでは状況不明時に動けない。「目的の達成」を一番に考え、「可能性からの発想」をやめて「必要性からの発想」に切り替えなくてはならない。
日頃準備していないことは危機発生時では対応できない。
兵は拙速を尊ぶ-迅速に危機に対応できる「仕組みづくり」と、その仕組みの中で「人を動かす」ことを第一に考えた。例として、県は「市町村から連絡が来ない」ときは待つのではなく「連絡員として市町村に入る」ようなことを仕組みに取り入れた。



【講演】ご縁の恩返し・浪江町と宮古市田老地区への支援活動より
講師 プロジェクトおおわに事業協同組合 副理事長 相馬 康穫(やすのり) 氏
地域おこしグループ「OH!!鰐 元気隊」の活動と、「プロジェクトおおわに事業協同組合」町の地域交流センター「鰐come(わにかむ)の経営、被災地支援活動についてお話しいただきました。
「プロジェクトおおわに事業協同組合」 は、町の地域交流センター「鰐come(わにかむ)」の指定管理者として「日本の田舎町の元気再生のお手本づくり」を目標に掲げて、「おもてなし世界一のサービス業」を目指す。
東日本大震災後、福島県浪江町と岩手県宮古市田老地区への支援活動展開する。
コミュニティビジネスの手法を用いて地域づくりを推進しながら、被災地への継続支援をする。


【意見交換:抜粋
渡邊さん「相馬さんへ、若手の人材育成は具体的にどのように展開しているのか。」
相馬さん「一例として、大鰐温泉もやし栽培は、それまで一子相伝だったが、ブランドとして確立するため、意欲のある若手を公募した。現在その公募で選ばれた若い人が頑張っている。こういう取り組みで生産体制を強化した。」
佐藤さん「越野さんへ、有事に際して実践的な訓練が必要とのことだが、平時にはどのように訓練したらいいのか。」
越野さん「発災の前年、花巻空港の訓練平素からDMAT、自衛隊、消防等と広域医療搬送訓練を実施したことが活きた。普段やっていないことは、災害時には絶対できない。図上訓練も実践的にブラインドがよい。

【懇親会】
出席者が酒を酌み交わしながら交流を深めました。


出席者:46名
○出席者名簿
所      属 氏 名
1 講師 岩手県総務部総合防災室 越野 修三
2 講師 プロジェクトおおわに事業協同組合 相馬 康穫
3 青森県 観光国際戦略局まるごとあおもり情報発信チーム 秋田 佳紀
4 青森県 弘前市健康福祉部福祉総務課 秋田 美織
5 青森県 下北地域県民局地域健康福祉部福祉こども総室 石井 僚
6 青森県 (株)青森電子計算センター 石崎 聖一
7 青森県 健康福祉部保健衛生課 小笠原 信行
8 青森県 商工労働部地域産業課 岡村 正彦
9 青森県 企画政策部交通政策課 小野 成治
10 青森県 健康福祉部健康福祉政策課 葛西 真平
11 青森県 有限会社forte 葛西 純
12 青森県 六戸町企画財政課 金渕 秀一
13 青森県 復興庁青森事務所 金渕 恵
14 青森県 企画政策部企画調整課 上明戸 健一
15 青森県 健康福祉部障害福祉課 菊地 公英
16 青森県 (株)陸奥新報社 小林 亜希子
17 青森県 健康福祉部健康福祉政策課 小向 千尋
18 青森県 企画政策部統計分析課 渋谷 治
19 青森県 健康福祉部障害福祉課 瀬川 直樹
20 青森県 選挙管理委員会事務局 田中 咲子
21 青森県 健康福祉部高齢福祉保険課 中川 博行
22 青森県 企画政策部人づくり戦略チーム 成田 英司
23 青森県 (めぐみネットワーク前会長) 西堀 清和
24 青森県 青森の自治を語る会 福原 仁一
25 青森県 三八地域県民局地域連携部八戸環境管理事務所 蒔苗 慧亮
26 岩手県 独立行政法人科学技術振興機構JST復興促進センター盛岡事務所 安保 繁
27 岩手県 政策地域部 佐々木 幸弘
28 岩手県 岩手県立大学 佐々木 惠子
29 岩手県 教育委員会事務局教育企画室 石川 義晃
30 岩手県 盛岡広域振興局土木部道路河川室 佐藤 守
31 岩手県 農業研究センター企画管理部 前田 一人
32 岩手県 NPO法人いわてNPOフォーラム21 中村 恭香
33 岩手県 岩手県北自動車(株) 山中 健康
34 秋田県 健康福祉部医務薬事課 赤坂 知衡
35 秋田県 生活環境部自然保護課 阿部 雅弘
36 秋田県 わらび劇場 小澤 威
37 秋田県 健康福祉部健康推進課がん対策室 金子 治生
38 秋田県 企画振興部学術国際局 菊地 智英
39 秋田県 観光文化スポーツ部観光振興課 佐藤 尚志
40 秋田県 健康福祉部医務薬事課 菅原 麻耶
41 秋田県 農林水産部林業木材産業課 高野 拓広
42 秋田県 総合食品研究センター 高畠 聡
43 秋田県 健康福祉部健康推進課がん対策室 滝本 法明
44 秋田県 観光文化スポーツ部秋田うまいもの販売課 辻田 豊英
45 秋田県 健康福祉部 山本 要
46 秋田県 健康福祉部医務薬事課 渡邊 正樹

H240707 幹事会


幹事会を行いました

日時 平成24年7月7日(土)13:00~13:30
参加者 11名

【流れ】
・今後のスケジュール確認
・釜石定例会の振り返り
・活動記録
【内容】
1 今後のスケジュール確認
 ア 第21回定例会:平成24年12月22日(土)岩手県
 イ 第22回定例会:平成25年7月 秋田県
 ウ 第12回東北まちづくりオフサイトミーティング勉強会への講師派遣
   平成24年10月27日(土)/弘前市立観光館(弘前市下白銀町)
2 釜石定例会の振り返り
 ア 勉強会
   勉強会テーマは幹事県に一任すべき。震災テーマは重要だが、特に縛られなくてもよい。
 イ 懇親会
   次回開催県から一言あった方がいい。タイミング等は幹事県に一任すべき。
3 記録分担
 ア ホームページ
   次回開催県が担当だが、柔軟に対応する
   メモと写真を秋田の木村雅彦さんに送信する。
 イ facebook
   試行中
4 その他
 以下、青森県幹事からの提案
 ア グループメール
   青森県幹事への登録方法共有化する(秋田県幹事)
 イ 出欠とりまとめ
   「喫煙」「禁煙」「どちらでも可」の三択で部屋割りを考慮すべき など

参加者(11名)
所属 氏名
青森県 健康福祉部障害福祉課 菊地 公英
青森県 復興庁青森事務所 金渕 恵
青森県 企画政策部統計分析課 渋谷 治
青森県 健康福祉部高齢福祉保険課 中川 博行
岩手県 盛岡広域振興局土木部道路河川室 佐藤 守
岩手県 農業研究センター企画管理部 前田 一人
秋田県 健康福祉部健康推進課がん対策室 金子 治生
秋田県 健康福祉部医務薬事課 菅原 麻耶
秋田県 農林水産部林業木材産業課 高野 拓広
秋田県 健康福祉部健康推進課がん対策室 滝本 法明
秋田県 観光文化スポーツ部秋田うまいもの販売課 辻田 豊英

2012年5月25日金曜日

H231228 秋田幹事会

第19回北東北めぐみネットワーク定例会 秋田幹事の振り返り

日時 平成23年12月28日(水)17:30~18:30
参加者  6名

【流れ】
・12月23日の定例会の様子を写真スライドショーで振り返り
・反省点を意見交換
・今後のホームページのあり方などを検討


【内容】
1 定例会
・ 「震災復興」は少なくても3年は積み重ねるテーマ:その活動は記録したい
・ 次回定例会アナウンス等を行い、参加しやすい配慮をすべき。
・ 退職した人も会員として参加しやすいように配慮する。
・ 若い人も積極的に会員に勧誘する。
・ 公務員以外にも参加を呼びかける ※ただし過去の経緯をふまえて

※過去の経緯~北東北めぐみネットワークは行政でやるからこそ、のもの
平成12年(2000年)、北東北三県の民間と行政により「北東北広域連携推進協議会」が設立された。
更なる活性化のために民間の主体性が必要とされ、平成21年(2009年)に「北東北広域連携推進協議会」を解散し、民間が主体となった北東北連携ネットワーク」を設立、その活動を引き継いだ。
それまで「北東北広域連携推進協議会」に係る自主勉強会活動として行ってきた「北東北めぐみネットワーク」は行政職員が引き継いだ。
前回の北東北めぐみネットワーク定例会に北東北広域連携推進協議会メンバーも複数参加しており、民間参加を制限しないが、北東北めぐみネットワーク行政が主体となるべきもの。

2 ホームページ(記録)
・ これまで特定の個人にホームページ作成が集中していたので、分担すべき。
・ ホームページ形式からブログ形式など、皆で分担しやすい簡易な形態にシフトすべき。
・ 勉強会は、数人で議事要旨を作成(メモ)すべき。
・ 講師に内容を確認してからウエブにアップする方がいい。

参加者(いずれも秋田県)
学術国際局学術振興課     木村 雅彦
健康福祉部がん対策室     滝本 法明
健康福祉部医務薬事課     渡邊 正樹
健康福祉部医務薬事課     菅原 麻耶
農林水産部林業木材産業課     佐藤 尚志
農林水産部林業木材産業課     高野 拓広